会員だより

千葉国際竹トンボクラブ会員募集

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手作りの「竹とんぼ」お教えしますよ、最初は大変ですが作り処を覚えてしまえば、超楽しい「竹とんぼ」。
この会は、千葉工業高校の卒業生が多く「竹とんぼ」だけではなく、学校の事、同窓会の事など幅広く交流を深めています。 年間の行事は、5月の連休は「房総の村」で来場者に「竹とんぼ」を教える会を行っていまして、次の写真は「千葉工業高校同窓祭」での 展示です、手作り「竹とんぼ」は珍しいもので、作ったらみんなででの船橋市の 写真


楽しくもあり、大変だった定時制生活

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富田 博(44M)
昭和40年の春、中学校を卒業し昼間は習志野市の自動車部品工場で働き、夜は千葉工業高校定時制に通学を始めたのは、あれから、もう何年経つのだろうか、

この文章を書いていて改めて自分の”熱き時代”を思いだされる。
入学時、思い出された事は、国鉄津田沼駅から学校の門に入る時、たしか線路を跨いて校舎に入った覚えがある、 そうそう、その線路の脇に”大栄車両”と言う会社が在った。(同じクラスTN君が大栄車両に勤めていた)

学校生生活で一番の楽しみは、なんと言っても2時間目の授業が終わり"給食"の時間、冬など体が冷えている時の温かいシチュウ(ジャガイモが大きいのが入って居るとニッコリ)は、体が温まり、仕事の疲れも一遍に取れる給食であった。

そしてもう一つの楽しみのクラブ活動、私は「写真クラブ」に入り校内行事撮影、定時制通信制体育大会の撮影、休日には写真部員と共に房総半島の写真撮影会にも参加した。

そうそう、写真部でこんな事が在った。写真部の年間予算が少なく、写真を引き伸ばす機材を購入する為、個人で機材購入のローンを組んだ覚えが在る、ローンを組むことが初めてなので良い経験になった。(写真機機材屋さんからこんな事を言われた、学校の写真部でローンを組むなんてはじめてだよ)

その写真部の成果を発表する場所が、「千工祭」一年がかりで撮影、引き伸ばし、パネル張りした写真を、一部屋を貸切、部屋の中にボードを立て、写真部員の力作を、沢山貼った。

そんな順調な学校生活の中で、二年生の終わりごろに、先生から「こんな」話が在った。近いうち学校が、津田沼から千葉市生実に移転しますとの話が出てみんなが驚いた。

実際、学校移転したら職場の問題も在り、簡単な事では無く、話が本決まりになり同じクラスの中には移転と同時に他校に転向するクラスメイトも何人か出て来まして、結局卒業を共に出来たのは、写真のクラスメート31名でして、移転当時は大変でしたが、通学時間が津田沼と生実では倍以上の時間が掛かる、昼間の働いている会社を変わるか、いろいろと考え会社の上司の方に相談したら、もし卒業まで頑張るので在れば、会社の退社時間を早め、学校に間に合える様に退社時間を変更しても良いとの配慮があり、私も生実校舎で卒業を迎える事ができました。 今考えると「若い」と言う事は、何でも出来る可能性が在る素晴らしい時間だと今になって改めて思う次第です。

そして私も学校を卒業して、40年間務めた会社を定年退職出来たのも、仕事に学校に4年間務めた自信が在ったから成し遂げられた 事だと思います。「楽しくもあり、大変だった定時制生活」あの熱き青春をもう一度取り戻したい。



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